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ベトナムから来日、努力の末に介護福祉士試験合格

2025/04/14

 

 

SolveHRの玉造です

今回ご紹介するのは、2025年に介護福祉士試験に見事合格されたベトナム出身のVu(ブー)さんです。来日から約5年、数々の困難を乗り越え、夢の第一歩をつかんだその歩みを伺いました。

・ベトナムから日本へ、そして介護の道へ

Vuさんはベトナムの大学で社会福祉を専攻し、2019年に日本語学校の留学生として来日しました。2年間の日本語課程を修了後、2021年に特定技能ビザへ切り替えて、千葉県内にあるスマイルケア有限会社様の介護事業所(グループホーム スマイル)で就労。現在までに3年以上の現場経験を重ねてきました。

 

・介護福祉士試験合格の喜びとその意味

Vuさん「本当に嬉しいです。これまでの努力が報われ、達成感でいっぱいです」

国家資格である介護福祉士試験に合格したことで、Vuさんのキャリアに新たな道が開かれました。

特に大きな変化として、「特定技能(介護)」の在留資格(最大5年間)から「介護」の在留資格(期限なし・更新制)への移行が可能になります。これにより、日本での安定した長期就労や永住申請にもつながる大きな一歩となります。

 

・外国人ならではの挑戦と工夫

Vuさん「日本語での勉強が一番大変でした。専門用語が多くて、何度も心が折れそうになりました」

それでもVuさんはあきらめませんでした。Facebookで同じ目標を持つ仲間を見つけ、学習グループを結成。互いに励まし合いながら学習を進めました。仕事と勉強の両立は容易ではなかったものの、空き時間を工夫して活用し、地道に努力を重ねた結果、合格を手にすることができました。

 

・介護福祉士を目指す特定技能生へのメッセージ

Vuさん「仕事は確かに大変ですが、将来のためにも時間を作って勉強してください。収入アップや日本での長期的なキャリアにつながります」

自身の経験をもとに、これから介護福祉士を目指す外国人の仲間たちに向けた、力強いエールを送ってくれました。

 

・これからの目標

Vuさんの挑戦は、まだまだ続きます。

Vuさん「今後はさらに介護スキルを磨き、日本語力も高めていきたいです。現在はN2を持っていますが、次はN1取得を目指して頑張ります!」

介護職としての専門性をさらに深めながら、日本でのキャリアと生活を着実に築いていこうとするVuさんの姿は、多くの人にとって大きな励みとなるかと思います。

異国の地・日本で国家資格を取得し、新たな未来を切り拓いたVuさん。これからも彼の活躍から目が離せません。

弊社でも全力でサポートさせていただきます。